今日の日本では、商品の魅力だけで顧客を呼び集めるのは、極めて困難なことです。
例外として、少量生産で一定の嗜好に応えるもの、例えば芸術品に近い工芸品や和菓子・洋菓子などの食べ物では、商品の飛び抜けた魅力で顧客を呼び集めています。
一方、日常に使う消耗品や高価でも供給が潤沢な工業製品や家屋等は、顧客と販売者の間に何かが介在します。
日常品でのコマーシャルや高価格な商品での接客・営業がそれにあたります。
この接客・営業の「心」を全従業員が身につけている組織は、静かななかに強烈な資料営業力を発揮します。
全従業員が連続して展開するサービス、更にはホスピタリティーは多くの満足を顧客に与え、連鎖的に顧客を集めます。